Archive for the ‘下谷神社について’ Category

由来と歴史

天平2年(730)上野忍ヶ岡に創建されたと言われる。

その後、寛永4年(1627)に上野山下に、

延宝8年(1680)には稲荷町広徳寺門前へ、

更に昭和3年に、現在地に移ったのです。

本殿の、横山大観筆「龍」は有名。

祭神は天照皇大神(あまてらすおおみのかみ)の弟

素戔雄尊(すさのうのみこと)の御子大年神(おおとしのかみ)と

倭建命(日本武尊 やまとたけるのみこと)の2神。

この辺りの町名を稲荷町と呼ぶのは、

下谷神社が、昔から「正一位下谷稲荷社」と称していたことによるそう。

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アクセス・所在地

下谷神社は、かつての「東北の玄関」です。

上野駅からは歩いて徒歩5分くらい。

上野駅浅草口を出て、浅草通りをまっすぐに浅草方面へ約500メート ル。

銀座線稲荷町駅が最寄り駅です。

そしてこのあたりは、上野から浅草にかけて仏壇屋さんがすごく多いんです。

秋葉原が電気屋さんの街であるように、このあ たりは仏壇屋さんの街なんです。

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鳥居

下谷神社の特徴は、なんといってもこの立派な鳥居です。

南北稲荷町有志の寄進により、昭和八年に建てられた一の鳥居。

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鳥居に架かる「下谷神社」の額は東郷元帥の筆によるもの。
地元の人たちは、鳥居のところで立ち止まり、会釈します。
神様を信仰する地元の人たちを見ることができますよ。

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狛犬

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阿形吽形共に笑っているように見えます。

愛嬌さえ感じられる可愛い狛犬さんです。

 

手水舎

お参りする前に手を清めます。

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手の清め方、口のすすぎ方もこのように親切に案内されています。

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願い箱

お願いごとがあったら、気軽に書いておさめられるものです。
祈願用紙に記入すると毎月1・11・15日に御神前にてお祓いをして
くださいます。

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祈願料はお賽銭箱に気持ちをいれてくださいね。
こんな粋な計らいも下町の神様ならでは・・・

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寄席記念碑

下町は、寄席のメッカです。

なんと境内に記念碑がありました。
江戸時代寛政10年(1979)に馬喰町で櫛職人をしていた京屋又五郎(のちの三笑亭可楽)は、
素人噺家でした。京屋が、入場料をとって興行を行ったことが、
寄席のはじまりだといわれています。

正岡子規の句碑もありました。
「寄席はねて上野の鐘の夜長哉」

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能楽堂

不定期で能の披露が行われています。

能舞台がこんなに身近に感じられるなんて~~

と思う贅沢さを生で味わうことが出来ます。

下町のフェスのときにも使用されることが。

由緒ある能舞台、間近で見て欲しいな~~

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おみくじ

おみくじ結びどころ

本殿の右手におみくじがあります。

自分でおみくじ賽銭箱に入れるセルフサービスです。

おみくじは、持って帰って神様の言葉を反芻しても

神社に結んでもいいのだそうです。

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大晦日の様子

大晦日・・・・地元の方々が列をなします。

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お守り・お札などのお焚き上げが行われます。

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新春だるまもお出迎え。

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お参りをしたあとは甘酒のサービス。

あったまっておいしい~~~~

 

 

 

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